家の売却の進め方
家の売却を検討したら、まずは方針を決めましょう。
本当に売るのか。今後の住まいはどうする?どのような暮らしをしたい?
リフォーム、または立て替えて住み続ける選択肢もありです。
もしくは、この家は大きすぎるから子や孫の近くに住みたい、などの理由で住み替えもありです。
若いうちにライフプランを考えて、老後のビジョンを持っていれば理想的ですね。
子どもや親族の意向はどうでしょう。
子供が将来的に生まれ育った家に戻りたい・代々相続した財産を手放すことを親族から異論が出る可能性もあります。
そして相場がいくらかという情報収集も必要です。相場を把握した上での検討を勧めます。
査定は不動産会社が無料でやります。
経験や得意な分野が違う場合もあり、地元の会社は地域を知っているという利点もあります。
大手と地場を合わせて2~4社ほどに頼むのが無難です。
会社によって2~3百万円ほど差が出ることもあります。
査定が高い会社にお願いしたいところではありますが、査定額は買い取り額ではありません。
高い査定の会社に頼んで、数カ月売れずに「価格を下げませんか」と言われる例もよくあります。
査定の理由を聞き納得できる答えがあるかどうかを確認してください。
査定に納得したら媒介契約を結びます。
複数の不動産会社に売却を依頼できる「一般媒介契約」、1社のみに依頼する「専任媒介契約」、自分で買い手を見つけても直接取引ができない「専属専任媒介契約」の3種類があります。
不動産会社は、競合しない専任や専属専任で契約したがる場合が多いです。
じっくり売ってくれるメリットがあり、高く売りたい場合、これらの方法でお願いするという考え方もあります。
1つの目安として、人気のエリアなど売りやすい物件は一般でもいいと思います。
売却活動で大事なのが条件設定です。
例えば、どれくらいの期間で売れなかったときは条件を見直すか。
住み替えの場合は新居との兼ね合いもあります。
売却とタイミングを合わせて住み替えられるのが理想ですが、簡単ではありません。
例えば、早く売りたいのであれば、相場より安めにする選択肢も考えられます。
媒介ではなく、買い取ってもらう方法もあります。
早く売りたい場合は最も適した手段ですが、売却価格は安くなります。
良くて相場の8割、条件次第でもっと下がる場合が多いです。
購入の希望者がいれば、内覧の対応が必要です。
部屋の状況によって印象が違いますので、重要です。
交渉がまとまれば契約の締結。
契約後は、残債がある場合にはローンの処理や手続きがあります。
引っ越しの準備なども重なり、バタつくことが多いです。
どんなことでもお気軽にお問い合わせください
☎︎0586-89-4152