コロナ禍をきっかけに終活に着手
「終活」という言葉も浸透している感もあるが、終活に対してシニア世代はどう考えているかを、シニア向け雑誌ハルメクを発行する同社は、60~74歳の男女1008人を対象に、WEB調査した。
終活は必要か、との問いに、終活をすでに始めている人と今後実施する予定を合わせて、8割の人が「終活は必要」と思っていることが分かった。
男性よりも女性の方がより必要性を感じていることもわかった。
終活を始めた人にそのきっかけをきくと、「親族・家族の死」「自分・配偶者の健康状態悪化」「定年退職」に加え、「コロナ禍」の回答も。
「コロナ禍で断捨離をしはじめた」「家にいる時間が増えたから」「コロナ禍で一家が一緒にいる時間が増え、家のこと、家計のことをじっくり考えるようになった」とのコメントが寄せられており、コロナ禍で在宅時間が増えたことが終活に向かわせたようだ。
《必要だと思う終活内容》
1位 家具や家の中の荷物整理・処分 42.2%
2位 金融口座・金融商品の整理 38.6%
3位 衣服やアクセサリーなど身に着けるものの整理・処分 30.5%
4位 アルバムや手紙など思い出の整理・処分 26.7%
5位 パソコン内やSNSなどのデータの整理・処分 23.5%
6位 エンディングノートの記入 22.7%
7位 加入保険の整理・見直し 21.4%
8位 お墓の準備・用意 20.5%
9位 インターネットやSNSなどデジタル関連の登録・加入サービスの情報整理 19.9%
10位 生活面での利用サービスの情報整理(電気・ガス・生協・ジムなど) 18.1%
11位 遺影写真の用意 17.9%
12位 親族・友人・知人の連絡先リストの作成 16.6%
13位 遺言書・遺産分与の作成 16.4%
14位 お墓の整理・墓じまい 15.1%
15位 金融・不動産以外の財産の整理・処分(車・株・証券会社) 14.6%
16位 不動産の整理・処分 14.5%
17位 お葬式の準備 14.3%
18位 会いたい人に会っておく 13.3%
19位 終のすみかとして、自宅をリフォーム 10.4%
20位 終のすみかとして、施設を探す 9.2%
(放夢新聞より)
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